【2026年版】犬用バリカンおすすめ10選!トリマーが静音性・切れ味を徹底比較【自宅セルフカット】

【2026年版】犬用バリカンおすすめ10選!トリマーが静音性・切れ味を徹底比較【自宅セルフカット】
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「サロンに毎月連れて行くのは、時間もお金もちょっと大変…」「足裏の毛が伸びて滑ってるのが気になるけど、一部分だけのためにサロンに行くのも…」なんて思ったことありませんか? 愛犬のちょっとした部分カットを自宅でできたら、すごく助かりますよね。でも、いざ犬用のバリカンを探してみると、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない。値段もピンキリだし、下手に安物を買って愛犬に怖い思いをさせたり、怪我をさせたりしたら…と考えると、なかなか手が出せない方も多いんじゃないでしょうか。

トリマーとして10年、お店でたくさんの飼い主さんの相談に乗り、私自身も5犬種のオーナーとして色々なバリカンを試してきた経験から言えるのは、「とりあえず安いやつ」や「”全犬種OK”って書いてあるから」という理由で選ぶと、かなりの確率で後悔するということです。特に毛質が全然違う犬種、例えばスムースのチワワと巻き毛のトイプードルでは、必要なバリカンのパワーも刃の種類も全く違います。

この記事では、プロのトリマー目線と、一人の愛犬家としてのリアルな目線で、本当に使える犬用バリカンの選び方と、自信をもっておすすめできる商品を本気で選びました。


目次

なぜ自宅で?犬用バリカンを使うメリットと注意点

サロンでお客さまとお話ししていると、「おうちでバリカンって、なんだか怖くて…」という声を本当によく聞きます。トリマーの私ですら、最初の頃はドキドキしながら使っていたので、そのお気持ちはすごくよく分かります。

でも、正しい知識を持って「部分使い」から始めれば、自宅でのバリカンは飼い主さんにとっても愛犬にとっても、たくさんの良いことがあるんですよ。

まずは、そのメリットと、安全に始めるための注意点からお話しさせてくださいね。

メリット:サロン代の節約と愛犬のストレス軽減

自宅でバリカンを使う一番分かりやすいメリットは、やっぱりサロン代の節約ですよね。

犬種や地域にもよりますが、足裏やお尻周りだけの部分カットでも、1回2,000円〜3,000円はかかることが多いです。もし月に1回、この部分カットを自宅でできるようになるだけで、年間で24,000円〜36,000円もの節約になります。これはかなり大きいと思いませんか?

そして、プロ目線で言うと、節約以上に大きなメリットだと感じているのが愛犬のストレス軽減です。

うちの子の中に、他のワンちゃんやドライヤーの大きな音が苦手で、サロンに行くと隅っこでブルブル震えてしまう子がいたんです。でも、自宅でリラックスできる環境で、少しずつバリカンに慣らしながらカットすることで、ウトウトしてくれるようにまでなりました。あの姿を見た時は、本当に嬉しかったですね。

特に、知らない場所や人が苦手な繊細な子にとって、住み慣れたおうちで大好きな飼い主さんにケアしてもらえるのは、何よりの安心に繋がります。

足裏やお尻周りなど、汚れやすく衛生的に保ちたい部分のメンテナンスが、愛犬のペースに合わせて手軽にできるのが最大の魅力です。

注意点:怪我のリスクと「全部やろう」としない心構え

自宅でのセルフカットで絶対に避けなければいけないのが、愛犬に怪我をさせてしまうことです。

これは脅かすわけではないのですが、犬の皮膚は私たちが思っているよりもずっと薄くてよく伸びます。特に脇の下や内股、関節の周りなどは皮膚がたるみやすく、バリカンで挟んでしまいやすい危険なポイントです。

私の失敗談

私もトリマーになりたての頃、自宅で練習も兼ねてうちの子の脇の毛を刈っていた時、たるんだ皮膚を少しだけ刃の間に挟みそうになって、心臓が止まるかと思いました…。幸い怪我には至りませんでしたが、本当にヒヤッとした経験です。それ以来、皮膚をしっかり片手でピンと伸ばしながら、ゆっくり刃を動かすことを徹底しています。

だからこそ、一番大事な心構えは「最初から全身を綺麗に仕上げよう!」と意気込まないことです。

まずは電源を入れずにバリカンの重さや形に慣れるところから。次に、振動と音に慣れてもらうために、電源を入れた状態で背中やお尻など、怖がりにくい部分に優しく当ててみる練習をしましょう。

実際にカットを始める時も、まずは一番簡単な足裏の毛から挑戦するのがおすすめです。そこからお尻周り、お腹の毛、というように、少しずつ範囲を広げていくのが失敗しないコツです。

全身カットはプロでも神経を使う難しい技術です。あくまで「次回のサロンまできれいに保つためのメンテナンス」と割り切って、無理のない範囲で挑戦してみてくださいね。

【最重要】プロが教える!失敗しない犬用バリカンの選び方

【最重要】プロが教える!失敗しない犬用バリカンの選び方

さて、ここからが本題です。いざバリカンを買おうと思っても、たくさんの種類があってどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

でも大丈夫です。これからお話しする5つのポイントさえ押さえておけば、大きな失敗は防げます。ここは本当に重要なので、ぜひじっくり読んでみてください。

① 静音性:とにかく「音」が一番大事!デシベル(dB)をチェック

私がバリカン選びで最も重要視しているのが、この「静音性」です。

どんなに切れ味のいい高級なバリカンでも、愛犬が「ウィーン」というモーター音を怖がって逃げてしまっては、使うことすらできません。犬は人間よりもはるかに聴覚が優れているので、私たちにとっては些細な音でも、彼らにとっては大きな恐怖に感じることがあるんです。

POINT

商品を選ぶ際は、スペック表に書かれている「50dB(デシベル)以下」という表記を目安にしてみてください。50dBは、だいたい静かな事務所の中や、家庭用クーラーの室外機くらいの音量です。これより静かなモデルを選ぶと、怖がりな子でも受け入れてくれやすいですよ。

プロが使う業務用のバリカンはパワーがある分、音が大きいものも多いです。でも、ご家庭で部分的に使うのであれば、パワーよりも静音性を優先した方が、結果的にスムーズにカットができておすすめです。

② 刃の素材と切れ味:毛質に合うのはどっち?セラミック vs ステンレス

バリカンの切れ味を左右するのが「刃」の素材です。主に「セラミック」「ステンレス」の2種類があり、それぞれに得意な毛質があります。犬種によって全然違ってくるので、うちの子の毛質はどっちかな?と考えながら選んでみてください。

刃の素材特徴おすすめの犬種
セラミック刃・切れ味が非常に鋭い
・熱を持ちにくい
・衝撃に弱く、落とすと欠けやすい
トイプードル、シュナウザー、ビションフリーゼなど、硬くて毛量が多い犬種
ステンレス刃・丈夫で錆びにくく、手入れが楽
・長時間使うと熱を持ちやすい
・セラミックより切れ味は穏やか
チワワ、ダックスフンド、ポメラニアンなど、毛が柔らかく細い犬種

例えば、トイプードルのような硬く密集したカール毛に切れ味の穏やかなステンレス刃を使うと、毛が引っかかってしまってうまく刈れません。逆に、チワワのような柔らかい毛に、そこまで鋭い切れ味は必要なかったりします。

このように、犬種や毛質に合わせて刃の素材を選ぶことが、スムーズなカットへの近道になります。

③ 電源方式:取り回しのコードレスか、パワーのコード付きか

電源方式は、使い勝手を大きく左右するポイントです。主に「コードレス(充電式)」「コード付き(交流式)」の2種類があります。

初心者の方には、私が断然おすすめするのは「コードレスタイプ」です。

コードがないので取り回しが楽で、ワンちゃんがコードにじゃれたり噛んだりする心配もありません。足裏などの細かい部分をカットする時も、本体を色々な角度に動かしやすいのでとても便利です。

私の後悔…

以前、何も考えずに安価なコードレスバリカンを買ったことがあるのですが、パワーが全然足りなくて…。うちのトイプードルの毛に刃が何度も引っかかってしまい、結局怖がらせてしまっただけで使わなくなりました。コードレスを選ぶなら、ある程度のパワーとバッテリー持続時間があるモデルを選ばないと後悔します。

一方、コード付きタイプは、充電切れの心配がなく常に安定したパワーで使えるのが魅力です。全身カットに挑戦したい方や、毛量の多い犬種の飼い主さんにはこちらが向いています。最近では、両方で使える兼用タイプも増えていますよ。

④ アタッチメントの豊富さ:ミリ単位の調整で自然な仕上がりに

アタッチメントとは、刃に取り付けて刈る毛の長さを調整するためのクシ状のパーツです。

これがないと、刃が直接皮膚に近い部分の毛を刈ることになり、いわゆる「丸刈り」状態になってしまいます。初心者の方ほど、複数の長さのアタッチメントが付属しているモデルを選んでください。

3mm、6mm、9mm、12mmといったように、複数のアタッチメントがセットになっている商品が一般的です。最初は一番長い12mmなどから試してみて、仕上がりを見ながら徐々に短くしていくと、刈りすぎなどの失敗を防げます。

また、アタッチメントは刃が直接皮膚に当たるのを防ぐ安全装置の役割も果たしてくれるので、必ず装着して使うようにしましょう。

⑤ 防水性能とお手入れのしやすさ:清潔に保つための重要ポイント

カットした後のバリカンには、驚くほどたくさんの細かい毛が刃の隙間に詰まっています。これを放置すると、切れ味の低下や故障の原因になるだけでなく、雑菌が繁殖して不衛生です。

そのため、お手入れのしやすさは長く清潔に使うために非常に重要なポイントになります。

以前使っていた水洗いできないバリカンは、付属の小さなブラシだけで掃除するのが本当に手間で…。細かい部分の毛が全然取れなくて、すごくストレスでした。刃の部分だけでもジャブジャブと水洗いできるモデルに変えてからは、お手入れが格段に楽になりましたね。

刃の部分だけを取り外して水洗いできるタイプや、本体ごと丸洗いできる防水仕様のモデルがおすすめです。スペック表に「水洗いOK」や「IPX7防水」といった表記があるか、ぜひチェックしてみてください。

【犬種・毛質別】トリマーが本気で選んだ犬用バリカンおすすめ10選

【犬種・毛質別】トリマーが本気で選んだ犬用バリカンおすすめ10選

お待たせしました!

ここからは、先ほどお話しした「失敗しない選び方5つのポイント」を踏まえて、私が実際に仕事やプライベートで使ってみて「これは自信を持っておすすめできる!」と感じた犬用バリカンを、目的別にご紹介していきます。

うちの子たちで試したり、サロンのお客さまにおすすめして「すごく使いやすかった!」と評判が良かったものばかりを厳選しました。

まずはコレ!初心者・小型犬におすすめの静音タイプ

初めてバリカンを使う方や、音に敏感な小型犬の飼い主さん向けに、「静音性」と「軽くて扱いやすい」ことを最優先に選びました。チワワやヨーキー、マルチーズなどの子にぴったりです。

パナソニック ペットクラブ 犬用バリカン 部分カット用 青 ER803PP-A楽天

刃の素材ステンレス(固定刃)/ セラミック(可動刃)
電源方式乾電池式(単3×2本)
静音性◎(非常に静か)
防水性能本体水洗い不可(刃のみ水洗い可)
アタッチメントなし(部分カット用)

総評:迷ったらコレ!安心と信頼の王道モデル

プロ目線で言うと、家庭用バリカンの「王道中の王道」がこのパナソニックのペットクラブです。特にこの部分カット用モデルは、とにかく静かでコンパクト。初めてバリカンを使うワンちゃんの「入門機」として、これ以上のものはないと断言できます。

刃幅が狭いので、足裏の肉球の間や、顔周り、お尻の周りといったデリケートな部分のカットが本当にしやすいんです。私もトリマーになるずっと前から、初代の子犬を迎えた時から愛用していました。

良かったところ
  • 圧倒的な静音性で、怖がりの子でも受け入れやすい
  • ペンを持つような感覚で使える軽さと細さ
  • 乾電池式なので、充電を気にせずどこでも使える手軽さ
気になるところ
  • 全身カットには向かない(あくまで部分用)
  • パワーは控えめなので、毛玉や毛量が多い子には不向き

👤こんな人向け

* とにかく音に敏感で怖がりな子

* 足裏やお尻周りなど、細かい部分だけをきれいにしたい人

* 初めて犬用バリカンを購入する人

刃の素材ステンレス(固定刃)/ セラミック(可動刃)
電源方式コードレス(充電式)/ コード付き(交流式)兼用
静音性〇(比較的静か)
防水性能本体水洗い不可(刃のみ水洗い可)
アタッチメント3mm, 6mm, 9mm, 12mm

総評:パワーと静音性のバランスが絶妙な優等生

「部分カットだけじゃなく、少し体の毛も整えてみたい」という方に、次におすすめするのがこのモデルです。商品名に「プロフェッショナル」とありますが、家庭で非常に扱いやすいバランスの取れた一台。

パナソニックのモデルよりは少し音がしますが、それでも十分静かな部類です。何より、コードレスでも使えるし、パワーが欲しい時はコードを繋いでも使える兼用タイプなのが嬉しいポイント。切れ味も家庭用としては申し分なく、トイプードルのような少し硬めの毛質でもスムーズに入っていきます。

良かったところ
  • 充電切れを気にせず使えるコードレス&コード付き兼用
  • アタッチメントが豊富で長さ調整がしやすい
  • 家庭用としては十分なパワーと切れ味
気になるところ
  • プロ用バリカンと比べると、やはりパワーは劣る
  • 本体が丸洗いできないので、お手入れは少し手間がかかる

👤こんな人向け

* 部分カットから簡単な全身カットまで挑戦したい人

* パワーと静音性の両方をある程度求めたい人

* トイプードルやシュナウザーなど、毛が多めの小型犬〜中型犬

刃の素材ステンレス(替刃による)
電源方式コード付き(交流式)
静音性△(音は大きめ)
防水性能非対応
アタッチメントなし(替刃で長さを調整)

総評:切れ味は本物。トリマーが選ぶならコレ

私が今、仕事でメインで使っているのがこのスピーディックのバリカンです。もう、切れ味が全然違います。モーターのパワーが圧倒的なので、どんなに毛が密集している子の毛にもスーーッと刃が入っていく感覚。毛が引っかかるストレスが一切ないので、結果的に施術時間が短くなり、ワンちゃんの負担も減らせます。

ただし、これは完全にプロ向けの製品です。音が大きいので怖がる子もいますし、本体も重め。アタッチメントではなく、ミリ数の違う「替刃」を付け替えて長さを調整する方式なので、初期投資もかかります。お手入れにも専用のオイルが必須で、正直言って手軽さはありません。

でも、その手間をかけてでも使いたいと思わせるだけの、圧倒的な安心感と信頼性がこのバリカンにはあります。

犬種によって全然違って、特にアンダーコートが密集しているシェルティとか、硬いワイヤーヘアのシュナウザーとかは、家庭用バリカンだと本当に刃が進まないことがあるんです。そういう子には、やっぱりこれくらいのパワーがないと太刀打ちできません。まさにプロの道具、という感じですね。

良かったところ
  • どんな毛質でもスムーズに刈れる圧倒的なパワーと切れ味
  • 長時間の使用にも耐える頑丈な作り
  • 豊富な替刃で、プロレベルの細かな調整が可能
気になるところ
  • モーター音が大きいので、音に敏感な子には不向き
  • 本体が重く、コードが邪魔になることがある
  • 替刃やオイルなど、メンテナンスにコストと手間がかかる

👤こんな人向け

* セルフカット上級者で、本格的な全身カットをしたい人

* 毛量が多い、または毛が硬い犬種の飼い主さん

* 切れ味とパワーを何よりも最優先したい人

【番外編】バリカンと一緒に揃えたい!セルフカット便利グッズ

バリカンを手に入れたら、すぐにでもカットを始めたくなりますよね。ですが、ちょっと待ってください! プロのトリマーは、バリカン一本で仕上げているわけではありません。

より安全に、そしてサロンのような自然な仕上がりにするためには、いくつか揃えておきたい名脇役たちがいるんです。ここでは、私が「これだけは絶対に持っておいてほしい!」と心から思う便利グッズを3つご紹介します。

スキバサミ・カットバサミ

バリカンで刈っただけだと、どうしても毛の断面がパツンと揃ってしまい、少し不自然な印象になりがちです。そんな時に活躍するのがスキバサミ

毛先をギザギザにカットすることで、全体のラインを自然にぼかしたり、毛量を調整したりできます。バリカンで大まかに長さを整えた後、気になる部分をスキバサミでチョキチョキするだけで、一気にプロっぽい仕上がりになりますよ。

そしてもう一つ欠かせないのが、カットバサミです。特に、先端が丸く加工された安全性の高いものがおすすめです。

目元や口周り、足先の指の間など、バリカンを使うには少し怖いデリケートな部分のカットには必須アイテム。プロ目線で言うと、「とりあえずバリカンだけ」で始めて、結局「やっぱりハサミがないと無理!」と後から買い足す方が本当に多いです。最初からセットで考えておくのが、結果的に一番効率的だと思います。

コーミング用のクシ(スリッカーブラシ・コーム)

これはもう、声を大にして言いたいのですが、カットを始める前のブラッシングは絶対に省略しないでください!

毛玉やもつれが残ったままバリカンを当ててしまうと、刃が毛に引っかかってしまい、ワンちゃんにとても痛い思いをさせてしまいます。最悪の場合、毛玉と一緒に皮膚を巻き込んでしまい、大きなケガに繋がることも…。

サロンでも「ちょっと毛玉があるけど大丈夫かなと思って…」とおっしゃる飼い主さんがいますが、これは本当に危険です!「キャン!」と鳴かせてしまったという後悔の話も、これまで何度も聞いてきました。愛犬の安全のために、カット前のコーミングは徹底してくださいね。

ちなみに、ブラッシングと一言で言っても、犬種によって全然違ってきます。

例えば、うちで昔飼っていたトイプードルの子は、毛がくるくると密集しているので、スリッカーブラシで根元からしっかりとかさないと、表面は綺麗でも中に毛玉が隠れていることがよくありました。一方で、今いるロングコートチワワの子は、毛が絹のように細くて柔らかいので、力を入れすぎるとすぐに毛が切れてしまうんです。

こんな風に、犬種やその子の毛質によって使う道具や力加減も変わってくるので、愛犬に合ったブラシを選んであげてくださいね。

バリカンオイル・冷却スプレー

最後は、バリカン本体を長持ちさせ、安全に使うためのメンテナンス用品です。

バリカンの刃は、モーターの力で高速で動くため、摩擦でどんどん熱を持っていきます。特にステンレス製の刃は熱くなりやすいので、気づかないうちにワンちゃんが「アチッ!」となっている可能性も。そうなる前に、冷却スプレーでこまめに刃を冷やしてあげることが大切です。

そして、使用後のお手入れに欠かせないのがバリカンオイル

刃の間に詰まった毛を取り除いた後、専用のオイルを数滴差しておくだけで、刃の滑りが驚くほど良くなります。

「最近、バリカンの切れ味が落ちたな…」と感じる原因のほとんどは、このオイル差しを怠っていることです。サビ付きを防ぎ、切れ味を復活させるためにも、メンテナンスは習慣にしましょう。オイルはケチらずに、必ずメーカー純正品か推奨されているものを使ってくださいね。

【一目でわかる】おすすめ犬用バリカン性能比較表

ここまで、たくさんの犬用バリカンをご紹介してきましたが、「情報が多すぎて選べない!」となっている方もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで、今回ご紹介したおすすめのバリカンを一覧表にまとめてみました。静音性やパワー、防水性能など、ご自身が重視したいポイントで比較しながら、愛犬にぴったりの一台を見つけるための参考にしてください。

商品名静音性刃の素材電源方式防水性能アタッチメントこんな犬種・用途におすすめ
パナソニック ER807PP楽天ステンレスコードレス本体水洗い不可/刃のみ可3, 6, 9, 12mm初心者、小型犬全般、部分カット
ドギーマン プロフェッショナル楽天ステンレス/セラミック兼用本体水洗い不可/刃のみ可3, 6, 9, 12mm中型犬、毛量の多い小型犬
PetiFine 犬用バリカン楽天セラミックコードレスIPX7防水3, 6, 9, 12mm, 左右初心者、音に敏感な子、コスパ重視
WAHL ポケットプロ楽天ステンレスコードレス(電池式)なし2種部分カット、お試し用
スピーディック GRACIA楽天-(替刃式)コード付きなし別売りプロユース、全身カット、毛量の多い犬種
WAHL ブラブーラ楽天ステンレス兼用本体水洗い不可/刃のみ可6種全犬種、こだわり派、全身カット
FULAPE プロ仕様楽天セラミックコードレスIPX7防水4種コスパ重視、中型犬、多頭飼い
ドギーマン 部分カット用楽天ステンレスコードレス(電池式)なしなし足裏、顔周りなどの細かい作業
ペティオ ディテール楽天ステンレスコードレスなし2種足裏、お尻周りなどの細かい作業
WAHL スタイリーク楽天ステンレスコードレス(電池式)なし1種顔周り、耳周りなどの超細かい作業

まとめ:愛犬に合ったバリカンで、おうちケアを快適に

今回は、プロのトリマー目線で、失敗しない犬用バリカンの選び方と、本当におすすめできる商品をご紹介しました。たくさんの情報がありましたが、大切なポイントを最後にもう一度おさらいしておきましょう。

犬用バリカン選びの最終チェックポイント
  • 「静音性」を最優先に!怖がりな子はもちろん、すべてのわんちゃんにとって音のストレスは少ないに越したことはありません。
  • 愛犬の毛質に合った「刃」を選ぶこと。柔らかい毛のチワワちゃんと、硬く密集した毛のトイプードルちゃんでは、最適な刃は全然違います。
  • 最初は「部分カット」から。全身を綺麗に仕上げようとせず、「サロンまでのメンテナンス」と割り切ることが、安全に続けるコツです。
  • カット前のブラッシングは絶対!毛玉やもつれは怪我の元です。必ずコーミングで毛を整えてからバリカンを当てましょう。

自宅でのセルフカットは、愛犬との大切なコミュニケーションの時間にもなります。この記事が、あなたと愛犬にぴったりの一台を見つけるお手伝いになれば、こんなに嬉しいことはありません。

よくある質問

ここでは、飼い主さんからよくいただく質問にお答えしますね。

人間用のバリカンを使ってもいいですか?

プロ目線で言うと、絶対にやめてください。人間と犬とでは髪質も皮膚の薄さも全く違います。犬の皮膚は私たちが思うよりずっと薄くてデリケートなので、人間用のバリカンの刃では傷つけてしまう危険性が非常に高いです。また、モーター音も犬にとっては大きすぎることが多く、トラウマになってしまう可能性もあります。

バリカンを怖がってしまいます。どうすれば慣れてくれますか?

無理強いは禁物です。まずは電源を入れずに、バリカンのボディを体に優しく当てる練習から始めましょう。できたらたくさん褒めて、おやつをあげるのが効果的です。「バリカン=良いことがある」と覚えてもらうんです。うちの子も最初は怖がりましたが、この方法で少しずつ慣れてくれました。特にチワワのような繊細な子は、焦らずじっくり時間をかけてあげてくださいね。

刃の切れ味が落ちてきた気がします。お手入れ方法は?

切れ味の低下は、毛や皮脂が刃に詰まっているか、油が切れていることがほとんどです。使用後は必ず付属のブラシで細かい毛を取り除き、専用のバリカンオイルを1〜2滴注してください。これだけで切れ味はかなり長持ちします。それでも改善しない場合は、刃の交換時期かもしれません。

アタッチメントなしで刈っても大丈夫ですか?

初心者の方には絶対におすすめしません。アタッチメントなしだと、皮膚ギリギリの長さ(約1mm)で刈ることになり、少しでも角度を間違えると皮膚を傷つける「バリカン負け」の原因になります。また、犬種によっては短く刈りすぎると毛質が変わってしまったり、紫外線から皮膚を守れなくなったりすることもあります。必ず長めのアタッチメントから試してください。

全身カットに挑戦したいのですが、犬種ごとのコツはありますか?

プロ目線で正直に言うと、ご自宅での全身カットはかなり難易度が高いです。特に犬種によって毛の流れや皮膚のたるみ具合が全然違って、例えばトイプードルのような巻き毛の子は、しっかりブラッシングで毛を立たせてから刈らないと虎刈りになってしまいます。一方でダックスのような直毛の子は、毛の流れに沿ってスムーズに動かさないと段差ができてしまいます。最初はサロンにお任せしつつ、プロのトリマーさんにコツを聞いてみるのが一番の近道だと思いますよ。

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参考情報

この記事を作成するにあたり、以下のメーカー公式サイトの情報を参考にさせていただきました。最新の製品情報については、各サイトをご確認ください。

この記事を書いた人

トリマー・アヤ(ペットグルーミングアドバイザー)

トリマー歴10年。都内のペットサロン勤務を経て、現在はフリーランスのペットグルーミングアドバイザーとして活動中。チワワ、トイプードル、M・ダックスフンドなど、性格も毛質も全然違う5犬種の犬たちと暮らしています。プロ目線と飼い主目線の両方から、愛犬との暮らしを豊かにするためのリアルな情報を発信しています。犬種ごとの細かすぎる性格分析とケア方法の違いを語りだすと止まらなくなるのが癖。

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この記事を書いた人

ドッグトレーナー歴12年。「犬のしつけは飼い主のしつけ」が持論で、飼い主向けセミナーも開催。愛犬に毎朝敬語で話しかけていることは秘密。

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